いつものこと。

流れていく毎日を、忘れないように書き留めて。

人は何度も生まれ変わるらしい。って

どこかで目にしたフレーズなのだけど、どこで見たか忘れてしまった。

私のメモには「p117」と記してあった。きっと、どこかの本の117ページに記してあるのだろう。

 

この文を見てハッっとした。

 

最近、時間があればバイオリンを弾いている。弾きたくなってついケースを開けて弾いてしまう。もちろん今弾いている曲は「真田丸」。それから、友人の結婚式に弾くために、ELTの「恋文」のバイオリン伴奏を作曲もしてみた。(この曲に決まったのは、友人との思い出があるため。この話はまた3月に)五線譜に音符を書いていくのだが、コレが難しい。幼い頃に、ソルフェージュ(音符・リズムの勉強教室)に通っていたが、面倒くさがり屋の私はその教室の内容があまり好きではなかった。一言で言うとまどろっこしいので。でも、

 

もっとちゃんとやっておけばよかった。

 

(と、何事に対してもつくづくこう思う。)

 

私がどれだけ、楽譜の内容を無視して弾いていたかを痛感した。幼い頃から、まず弾く曲のCDを入手してとことん聴き込みをしていた。だから、楽譜を見て曲を弾いていくというよりも、まずはメロディーを覚えて、それから音符を見ていくという流れ。そのため、細かい音符の理解が少し乏しいのかもしれない。

 

楽譜は私の感覚で書いてしまっていることもあり、4/4拍子の1小節の中が5/4になっている箇所もあったり。。笑 その小節は音符の音だけ見て感覚で弾く。笑  

 

話を戻すと、、ということで今、私は生まれ変わりつつある気がしている。結婚という一大行事を終えた時にも生まれ変わった気がしていたけれど、それは何というか私という人物の「外観(精神的な)」の生まれ変わり。そして今は、私の中の「内面」の生まれ変わり。生まれ変わりと言うと何だか大きすぎることのような気がするが、脱皮みたいなものだと思っている。モスラが成虫するために蚕になって、殻を破って出てくる感じ。(個人的にいつも成長や生まれ変わりといえばこのシーンを思い出す)

 

新しい仕事が成功したとか、〇〇賞をとったとか、そんな目に見える大きな変化ではないのだが、今私はバイオリンを弾くことによって生まれ変わっている気がする(蚕くらい)。自分の中の大事な部分が熱くなって、楽しげに躍動して、それによって汗が出て来て、鼓動も高まる。早音が綺麗に引けるほど、高音が音色よく響くほど、低音に深い味わいが出るほど、身体中が喜んでいる。(段階としては、蚕の中で)

 

今は、本当に自分だけにしか分からない楽しみ。

 

これが、人にも伝わるように。まずは発表会(脱皮)に向けて。

 

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drawing : チャミコん中